冬季審査会

先日、東村山市民スポーツセンターにて東京、埼玉、神奈川支部合同の冬季審査会が行われました。

コロナ禍で行われた本審査会は前回同様にマスク着用、ソーシャルディスタンスを保ちながらの審査会となりました。

受審者はジュニアが7人(白帯〜緑帯)、一般部が6人(白帯〜緑帯)の総勢13人でした。
残念ながら武蔵小杉道場からは今回は受審者を出すことができませんでした。

審査は柔軟、基本、型を重視し、対人の捌き、連続捌きは少なめに、スパーリングは初の試みで対面してのシャドースパーリングを行いました。
ただし、今回は大人の上級チャレンジもいましたので、一部ミドルスパーリングも取り入れて行われました。

基本や型は、立ち方や身体の使い方を中心に指摘、指導させていただきました。
ここのボタンをかけ間違えると、どんなに体力をつけても技ではなく、力技になってしまい、どんなにスピードをつけても軸が取れなくなるので、ごまかした動きになってしまうので、普段の稽古から意識して指導するように心掛けております。

写真は対面シャドースパーリングの様子です。
しっかりと相手の動きを見ながら正確に捌きをしていかないと各々バラバラの動きとなってしまいます。そして自分本位の動きとなってしまうと上手くいきません。
相手と呼吸とタイミングを合わせ、正確にポジションニング、捌きを入れていかないといけないのでなかなか難しいなと思いました。
子供たちはその辺り柔軟に対応できておりすごいな感じました。

審査は一般部で一人は4月に再審査、一人は型保留となってしまいましたが、その他は無事に昇級することができました。
上級帯にチャレンジは改めて難しく、しっかりと技を理解し、それを体現していく必要性を感じました。

最後に受審者の方々、ご指導いただいた先生、指導員の方々、また、寒い中見学いただきました父兄の方々、お手伝いいただいた道場生の方々お疲れ様でした。
来年は普通に審査会できるようになることを心より願っております。

12/26は武蔵小杉道場の稽古納めとなります。
最後に良い汗をかいて年内の稽古を締めましょう。
みなさんのご参加お待ちしております。

神奈川支部 代表指導員 二宮